第10回FROM 総会プログラム

テーマ:「不妊治療と少子化問題」

-少子化対策としての不妊治療の政策支援-


 
13:00

飯塚理八 慶應義塾大学名誉教授 産婦人科学

   
13:10
司会 小野幸二 大東文化大学法科大学院長 弁護士
   

 

「『ヒトの生命の始まり』と着床前診断の是非(倫理的法的妥当性)」

 

児玉正幸 国立大学法人 鹿屋体育大学 教授

   
   生物学者エドワーズRobert Edwards と産科医ステップトゥ Patrick Steptoe らが
開発した体外受精・胚移植技術(IVF-ET)により、世界最初の体外受精児ルイーズ・
ジョイ・ブラウンが、1978年に英国のオールダムジェネラル病院で誕生してから今日
に至るまでに、数十種類の生殖補助医療技術(ART)が次々と開発され、不妊患者の
診断と治療に広く臨床応用されてきた。ARTが多くの不妊患者を救済してきた反面、
社会的倫理的法的問題を提起するようになった事実も否めない。ARTを応用する着床
前診断(PGD)無論、社会的倫理的法的問題を免れてはいない。
 本発表では、時間的制約の都合上、考察をPGD最大の倫理的問題ーPGDによる「ヒト
受精卵の選別」は「ヒトの生命の選別」かーに絞った上で、PGDの臨床応用の是非
(倫理的法的妥当性)について考察する。
 
「日本の着床前診断の道程」
 
「『ヒトの生命の始まり』と着床前診断の是非(倫理的法的妥当性)」
  当日配布した資料をご覧になる方は、上記PDFアイコンをクリックしてご覧下さい。
   
   
13:30
司会 大川 豊 大川産婦人科 院長
   
 

「高齢不妊」

 

根津 八紘 諏訪マタニティークリニック院長

   
    ”高齢不妊”というような、新しいカテゴリーを作らなければならない程、最近、
40歳代の不妊患者が増加する傾向にある。年齢と共に悪化する子宮筋腫や子宮腺筋
症、更には子宮癌による子宮本体の器質的問題、卵の老化の問題、又、早発閉経を含
む排卵障害の問題等、今や加齢による不妊原因を無視できない状況となって来た。そ
れは、こともあろうに前述した原因から来る妊孕能力に関する女性の無知が、女性の
就業原因に拍車を掛けている。若い内に妊娠・出産することがベターであることと、
女性の社会進出とをどのように擦り合わせるのか、模索してみることにする。
 
「高齢不妊」
  当日配布した資料をご覧になる方は、上記PDFアイコンをクリックしてご覧下さい。
   

13:50
休憩

   
 
14:00
招聘講演1
   
司会 遠藤 直哉 (弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授) 岩上 安身(ノン フィクション作家)
   
 

「女性の声を反映した子育て支援を目指して」

 

円 より子 参議院議員

   
   財政金融委員長などを歴任し、参議院議員として金融・財政問題等に取り組む一方、
年金・医療・介護など社会保障制度や家族法の抜本的な改革を進めている。また、現
代家族問題研究所、ニコニコ離婚講座、ハンド・イン・ハンドの会、離婚110番等の
ボランティア活動を現在も展開している。こうした活動を通じて3万人の相談を受け
た経験を生かし、現場の女性の声を反映した子育て支援、妊娠・出産のあり方につい
て考え、実現したいと考えている。
   
   
14:40
招聘講演2
   
 

司会 大野 虎之進(東京歯科大学名誉教授)岩上 安身(ノンフィクション作家)

   

「少子化対策への取組」

坂口 力 衆議院議員 元厚生労働大臣

   
   小児科医としての勤務経験から、周産期医療についても造詣が深い。
 厚生労働大臣を約4年間務めた実績を踏まえ、また、少子化対策問題についてはどの
政党よりも熱心に、前向きに取り組んできた公明党の代表として、不妊治療への目配
り、次世代育成対策の必要性、現状の課題などを訴えていく
   
15:20
  司会 岩上 安身(ノンフィクション作家
   
 

坂口 力 衆議院議員  VS 円 より子 参議院議員

   

15:50
休憩

   
16:00
 

「生殖医療の将来」

   
  司会 遠藤 直哉(弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授)柳田 洋一郎(東京 マタニティークリニック院長・Johns Hopkins University Adjunct Faculty))
   
 

パネラー
大川 豊   大川産婦人科 院長
小野 幸二  大東文化大学法科大学院長 弁護士 
児玉 正幸  国立大学法人 鹿屋体育大学教授
根津 八紘  諏訪マタニティークリニック院長 (50音順)

   
 
16:50
 

閉会の辞 遠藤 直哉 弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授


  *内容は予告なく変更される場合がありますので御了承ください。